2006年07月10日

FIFA WORLD CUP GERMANY 2006 FINAL イタリアVSフランス

とうとうこの日がやってきた。ワールドカップドイツ2006決勝。イタリアVSフランス!!万感の想いを込めて、戦士達が最後の闘いに臨む。


まず、前半7分。イタリアのペナルティエリア内で突破を試みたフローラン・マルーダが倒され、フランスが微妙な判定ながらPKを得た。キッカーはこの試合を最後に引退するジネディーヌ・ジダン。放たれたシュートの軌道はやわらかな弧を描き、イタリアのGKジャンルイジ・ブッフォンを逆を突いた。ボールはクロスバーに当たりバウンドする。決まった・・・ッッ!!フランス先制。

ここからイタリアがパニックに陥ってしまう。勝負を決めてしまうべくジネディーヌ・ジダンを中心にアタックを繰り返すフランス。が、それをディフェンスすることでイタリアがリズムを掴み出し、なんとか立て直すことが出来た。ファビオ・カンナヴァーロやジェンナーロ・ガットゥーゾの果敢なボール奪取には感動すら覚えた。さらに、アンドレア・ピルロがレジスタとしてパスの筋道を明らかにしていく。

そして、前半19分。アンドレア・ピルロの正確なCKにマルコ・マテラッツィがヘッドで合わせイタリアが同点に追い付く。まさに打ち下ろすといった表現が相応しい強烈な弾道の同点ゴールが炸裂。タカァァァァいッ!説明不要!!マルコ・マテラッツィはフランスの先制に繋がるPKを与えてしまった張本人。この得点で見事に汚名返上した。

さらに、前半35分にはイタリアがフランスのペナルティエリア内で細かいパス交換からルーカ・トーニがフィニッシュ。これはリリアン・テュラムに阻まれる。フランチェスコ・トッティが光ったのはこのシーンだけかな。やや消えていた感があり。

また、前半36分にはアンドレア・ピルロのCKからルーカ・トーニがヘッドで合わせ勝ち越しゴールかと思われたが、シュートは惜しくもクロスバーを叩いた。

ここで前半終了。早い時間帯でフランスが先制し、これでイタリアが苦戦することになると予想されたが、よく持ち直して同点に追い付けたと思う。ビハインドがなくなったことによって試合の流れは少しずつイタリアへと傾き始めた。


そして、後半に入ってからは、イタリア、フランス共に攻め凌ぎ合う展開で膠着状態となる。これは互いに安定したディフェンス能力を発揮した結果だ。

そんな中、フランスが優勢を築こうとした矢先、今大会で獅子奮迅の活躍を見せていたパトリック・ヴィエラが故障し、アルー・ディアッラへ交代する。そして、中盤の大黒柱を欠くことになったフランスに対して、マルチェロ・リッピ監督は試合の流れをイタリアのものにすべく選手交代を決断。後半16分にフランチェスコ・トッティ、シモーネ・ペロッタの2枚をダニエレ・デ・ロッシ、ヴィンツェンツォ・ヤクインタに代えるという荒業を披露した。さらに、後半41分には3枚目のカードであるアレックスことアレッサンドロ・デル・ピエーロまでも投入。だが、それでも戦況をイタリアにとって決定的に変えるまでには至らない。


ついには、延長戦へ突入。ここからフランスが怒涛の攻めを見せ、再三決定機を作る。さらには、レイモン・ドメネクが温存していた2つの交代枠をダヴィド・トレゼゲ、シルヴァン・ヴィルトール投入の為に使用し、完全に主導権を握ったフランスは勝利をその掌中に収めようとする。

ところが、延長後半5分にジネディーヌ・ジダンがまさかの一発退場。突如、マルコ・マテラッツィの胸板に強烈なヘディングを決め、レッドカードの提示を受けピッチを後にする破目に。原因はマルコ・マテラッツィの挑発なのか、現時点で真相は不明だ。この退場劇が影響してか、イタリアの前にフランスは120分でついに勝ち切ることは出来ず。


勝敗の行方はPK戦へ委ねられた。イタリアはPK戦との相性が非常に悪い。さらに、相手がフランスということで敗北した98年のワールドカップを思い出したひとはわたしだけではあるまい。

双方の一人目、アンドレア・ピルロ、シルヴァン・ヴィルトールがそれぞれ決めて迎えた二人目。先行するイタリアのキッカーはマルコ・マテラッツィ。少し心配だったが、しっかりと決めてくれた。そして、フランスのキッカー、ダヴィド・トレゼゲのシュートはバーに当たってしまいまさかの失敗。その後のイタリアのPKは、3人目のダニエレ・デ・ロッシ、4人目のアレッサンドロ・デル・ピエーロ、そして、最後のキッカーであるファビオ・グロッソがいずれも決めた。


結果、イタリアが勝利・・・ッッ!!24年振りのワールドカップ優勝を達成した。勝つべくして勝ったというところがまた嬉しい。不正疑獄で揺れる傷心のイタリアサッカー界にとってこの勝利が希望を与えてくれたことは非常に大きいと思う。アリガト・・・アリガトウ!!(号泣)


ワールドカップドイツ2006の期間中を振り返ってみると、改めてサッカーの楽しさに気付かされ、非常に充実していた日々だった。普段、思い入れのある浦和レッズを応援している時には、どんな形でも『勝てば官軍』な訳で、ワールドカップで純粋にサッカー自体を楽しめたのは貴重な体験だったと思う。もっとも、思い入れのあるイタリアが勝ち進んでからは、『勝てば官軍』に戻りつつあったのだが。(苦笑)

ともあれ、楽しんだことには変わりはない。改めて、アリガトウ、ワールドカップ!そして、アリガトウ、サッカー!!
posted by エイブ@管理人 at 06:56| ワールドカップ 2006 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ダイジェスト的感想(W杯決勝トーナメント・3位決定戦 ドイツVSポルトガル)

3位決定戦ってどうなのかねぇ。勝利を義務付けられていた開催国のドイツはともかく、ポルトガルにとってはモチベーションの維持が難しい試合だったのではないかと思う。

ともあれ、試合に目を移してみると、バスティアン・シュバインシュタイガーの凄さが際立っていた。強烈なロングシュートで2得点したのは圧巻。

そして、オリヴァー・カーンが好パフォーマンスを披露してくれたのが嬉しかった。わたしは、イェンス・レーマンよりオリヴァー・カーンの方が好きだったり。


この試合で63試合目か。・・・あとはいよいよファイナルを残すのみ!!
posted by エイブ@管理人 at 00:30| ワールドカップ 2006 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月06日

ダイジェスト的感想(W杯決勝トーナメント・フランスVSポルトガル)

この試合はまさに潰し合いとなった感がある。

前半に、微妙な判定で得たPKをジネディーヌ・ジダンが落ち着いて決め、フランスが先制した。

その後、ポルトガルが激しい反撃に出るが、それを堅守で凌ぎ切ったフランスが結局は勝利を収めた。

ポルトガルはリードを許してから攻め急いでしまったのか。惜しい。こういう形での敗退は残念だ。

フランスは攻守の中で相手の持ち味を消すのが非常に巧い。結果を残すリアリティのあるチームだと思う。強いな。

・・・だが、決勝はイタリアが勝つッッ!!
posted by エイブ@管理人 at 23:46| ワールドカップ 2006 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月05日

決勝トーナメント準決勝 イタリアVSドイツ

前半は、イタリアがカテナチオから少しずつボールポゼッションを高めてリズムを掴む。が、ドイツの落ち着いた守備に流れを切られ、ゴールを奪うには至らず。

後半は、逆にドイツがペースを握る。しかし、決定的な場面ではイタリアの堅守の前にフィニッシュが不正確でゴールを奪えず。イタリアもやられているばかりではなく、度々、カウンターやショートカウンターを試みるものの決定力を欠いた。

そして、試合は延長戦へ突入。延長前半開始直後、イタリアはドイツゴールを強襲するが、ポスト、そしてバーに嫌われるという不運。

このままスコアレスドローかと思われた試合終了間際、イタリアのCKのこぼれ玉をアンドレア・ピルロが拾い、巧みにキープした後ドイツのペナルティエリア内へ針の穴を通すようなスルーパスをノールックで決めた。そして、待ち構えていたファビオ・グロッソがボールをドイツのゴールマウスへ鮮やかに叩き込み、ついにイタリアが先制した。

さらに、フランチェスコ・トッティの中盤からのパスをゴール前で受けたアルベルト・ジラルディーノが、サポートに上がってきたアレッサンドロ・デル・ピエーロへ絶好のラストパスを供給。アレッサンドロ・デル・ピエーロが所謂ゾーンから放ったシュートで華麗にゴールを陥れ、イタリアが加点した。

そして、タイムアップ。2-0で試合終了。まさに劇的な幕切れの試合となった。

敗れたものの、ドイツはよく闘った。今大会でのいずれの試合でも、ドイツはホスト国に恥じない試合振りだったと思う。3位決定戦は応援しますぜ、ドイツ。

・・・って、時間が経ってようやくイタリア勝利の実感が湧いてきたかな、ハハ。あー、疲れた。

いや、イケる!ここまできたらイケるぜ!!ついにイタリア優勝がはっきりと見えてきた。あと一つだ。イタリアよ、勝てッッ!!
posted by エイブ@管理人 at 07:12| ワールドカップ 2006 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月02日

ダイジェスト的感想(W杯決勝トーナメント・フランスVSブラジル)

バ・・・バカな・・・。か・・・簡単すぎる・・・。あっけなさすぎる・・・・・・。ブラジルがまさかの敗北を喫した。あれだけ持ち駒があっても勝てないのだから、やはりサッカーは面白い。

フランスが挙げた決勝点のシーン。ジネディーヌ・ジダンのFKの弾道へ飛び込んでいったティエリ・アンリの躍動する姿には見ていて爽快感すら覚えた。

これで、準決勝はイタリアVSドイツ、フランスVSポルトガルという顔合わせに。改めて言うまでもないが、まさに強豪同士の闘いだ。クゥーッ!熱いッ!盛り上がってきたぜ。最後に勝つのはイタリアだッッ!!


posted by エイブ@管理人 at 21:03| ワールドカップ 2006 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

決勝トーナメント準々決勝 ポルトガルVSイングランド

決勝トーナメントに入ってからはまさに痺れる勝負の連続だ。

前半。ポルトガル、イングランド共に攻めの形をはっきりと作ることが出来ず、スコアレスのまま終わる。

後半。イングランドはディヴィッド・ベッカムの故障、ウェイン・ルーニーの退場が痛かった。一方でポルトガルも数的優位ながらイングランドの固いディフェンスを破ることが出来ない。互いに攻め手を欠いた試合は延長戦、そしてPK戦へ。

ここで、ポルトガルの守護神リカルド・ペレイラがまさに神となった。素晴らしいパフォーマンスで3人をストップ。唯一決められたオーウェン・ハーグリーブスのキックにもしっかりと反応していたし・・・本当に凄い。


さて、わたしはこの試合で仮眠の時間を削られて、本眠となりました。

『夢を見るとは本格的に意識が落ちてきたということか・・・。さあて寝るとするか・・・。俺は中途脱落だ・・・。さよなら、広坊、COZY・・・。勝利を願っているぜ・・・。』

フランスVSブラジル、観たかったよぅ。
posted by エイブ@管理人 at 02:57| ワールドカップ 2006 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月01日

決勝トーナメント準々決勝 イタリアVSウクライナ

試合は、前半早々にイタリアのジャンルカ・ザンブロッタの鮮やかなゴールが決まり、イタリアが有利の展開となった。ウクライナはセットプレイやサイドアタックで反撃するも得点には至らず、前半終了。

後半開始直後から怒涛の攻めを見せるウクライナ。それを伝統のカテナチオで耐え抜くイタリア。この攻防には見応えがあった。

ウクライナは特に後半12分の決定機をものに出来なかったことが惜しかった。波状攻撃の最後、マクシム・カリニチェンコのシュートをブロックしたのは先制点を挙げたジャンルカ・ザンブロッタだった。

そして、ピンチの後にチャンスあり。ショートコーナーを起点としたフランチェスコ・トッティの正確なクロスをルーカ・トーニが決めて加点し、ここで勝負あり。

さらに、ジャンルカ・ザンブロッタの突破からグラウンダーのクロスにルーカ・トーニが合わせて駄目押しのとどめ。

試合終了間際に、アンドリー・シェフチェンコが意地の突破を見せたものの、時既に遅し。

『バーリの宝石』ジャンルカ・ザンブロッタの攻守に渡る活躍が光り、イタリアが完勝を収めた。


イタリアの次の相手・・・。ドイツこわいよドイツ。だが、このまま突っ走れよ、イタリア。勝ち続けろッッ!!
posted by エイブ@管理人 at 06:20| ワールドカップ 2006 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

決勝トーナメント準々決勝 ドイツVSアルゼンチン

両軍共に死力を尽くした闘いだった。

前半は、ドイツはフィジカルを生かした守備、アルゼンチンは前線からの激しいプレスによって、お互いに持ち味を消すような展開に。

後半4分、ファン・ロマン・リケルメのCKからロベルト・アジャラが競り勝って均衡を破った。そのロベルト・アジャラを始め、アルゼンチンの選手は決して体躯に恵まれているとは言い難い。不利なそれを読みを含めたテクニックでカヴァーしているのだ。アルゼンチンの直向なプレイは『体躯で劣るから負けた』と下手な言い訳をするどこかの国の元代表監督に見せてやりたいものだった。

この試合のターニングポイントは後半半ばでロベルト・アボンダンシェリが負傷による交代したことだ。ここでカードを1枚切ってしまったことは痛かった。これでアルゼンチンのゲームプランに狂いが生じた。

もっとも、この試合での勝敗に関わる一番の要因を考えてみれば、ビハインドの中でドイツの選手たちが全く屈さないメンタリティを持っていたことが大きい。所謂ゲルマン魂というヤツだ。そして、ピッチ上の選手たちを後押しするクリンスマン監督のベンチワークも見事。チームとして勝ちたいという意思をボールに込めることで同点への糸口を掴んだ。

迎えた後半35分、ミヒャエル・バラックが一瞬の閃きを魅せる。何気ないスローインから、フィリップ・ラーム、ミヒャエル・バラックの正確なクロス、ティム・ボロウスキのポストプレイ、ミロスラフ・クローゼのヘッドと繋ぎ、アルゼンチンゴールを陥れる。ついにドイツが同点に追い付いた。

そして、このまま両者譲らず1-1で延長戦へ。が、この難しい試合は、120分闘っても決着がつかず。

ついには、PK戦に突入。わたしはPK戦について運という要素が大きいものだと考えているが、ここではイェンス・レーマンが魅せたセービングが余りにも素晴らしかった。結果、ドイツが準決勝へ駒を進めることに。


最後に、わたしのこの試合を観た感想を一言で。『世界は凄い・・・。』
posted by エイブ@管理人 at 02:42| ワールドカップ 2006 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月29日

2試合ダイジェスト的感想(W杯決勝トーナメント・6/27、28)

ブラジルVSガーナ
ロナウドがW杯通算得点記録を更新。その他の得点シーンも含め、ブラジルの攻撃はつくづく狡猾だ。もっとも、この試合でのブラジルの守備はそれほど勤勉ではなかったように感じた。ガーナはジョン・メンサーのヘッドが決まっていれば流れを変えることが出来たかも。

フランスVSスペイン
フランスが底力を発揮して逆転勝ちを収めた。勝敗をほぼ決することになったジネディーヌ・ジダンの駄目押し弾には思わず痺れた。敗れはしたものの、スペインもまだ見続けていたい好チームだった。決勝トーナメントとはかくも厳しいものか。

posted by エイブ@管理人 at 19:10| ワールドカップ 2006 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月27日

2試合ダイジェスト的感想(W杯決勝トーナメント・6/26、27)

イタリアVSオーストラリア
イタリアにとっては非常に厳しい試合となった。が、互いにスコアレスで迎えたロスタイム、微妙な判定で得たPKをフランチェスコ・トッティが冷静に決め、イタリアが辛勝。イタリアは前半半ばからゲームを支配したかに思われたが、後半開始早々にマルコ・マテラッツィが退場した後は数的不利を抱えて苦戦を強いられた。そして、このまま延長に突入かと思われた矢先で劇的な結末に。

知人からは、この試合のイタリアについて試合がしょっぱいだなどと酷評されている。が、的外れの意見には思わず笑ってしまうぜ。勝てば官軍だ、バカヤロー!!内容なんて関係ないだろ。勝負というものは本来は結果が全てなのだから。

しかし、イタリアのCBがいよいよ手薄になってきたことには不安を隠せない。この試合で獅子奮迅の活躍を魅せてくれたファビオ・カンナヴァーロ、そして、途中出場を果たしたアンドレア・バルザーリの今後の踏ん張りに期待大。

そして、オーストラリアについても言及したい。前半は攻め倦み、後半は数的優位を生かしきれなかった印象だ。ヒディンクはこの試合では延長を見越してか仕掛けが遅かったね。腹の底から「ザマミロ&スカッとサワヤカ」の笑いが出てしょうがねーぜッ。お陰でイタリアは4年越しのリヴェンジを達成したのだから。

ウクライナVSスイス
ウクライナ、キター!!オレクサンドル・ショフコフスキーのPK3本ストップは凄かった。とは言え、PK戦はやはり運もあるよなぁ。事実、PK戦での負けは記録上では引き分け扱いな訳なのだし。スイスは大会を通じて無失点でよく闘ったと思う。
posted by エイブ@管理人 at 18:16| ワールドカップ 2006 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月26日

3試合ダイジェスト的感想(W杯決勝トーナメント・6/25、26)

アルゼンチンVSメキシコ
両チームがセットプレイで得点した後は、それぞれのディフェンスが落ち着いた。それ故に双方共攻め倦んだ印象。膠着状態で延長戦に突入。アルゼンチンのマキシ・ロドリゲスが鮮やか過ぎる一撃を沈め、勝負を決めた。

イングランドVSエクアドル
ここ一番でディヴィッド・ベッカムのFKが炸裂。これが決勝点となりイングランドが勝ち名乗り。あのFK、ニアを抜くところがまた憎いねぇ。

ポルトガルVSオランダ
マニシェ・オリヴェイラがいかにも彼らしいプレイでゴールを奪う。が、その後の試合は大荒れに。出る出るカードが出る〜。(ジョン・カビラ風)ポルトガルは勝ち抜いたものの、この試合で退場処分となったコスティーニャ・ダ・コスタ 、アンデルソン・デコを2回戦で欠く事になりダメージ大。
posted by エイブ@管理人 at 10:20| ワールドカップ 2006 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月25日

決勝トーナメント1回戦 ドイツVSスウェーデン

ついにW杯ドイツ大会は負けたら終わりの決勝トーナメントに突入。その1回戦で開催国ドイツと北欧の強豪スウェーデンが激突。

前半序盤の危険な時間帯でドイツが猛攻を仕掛け、スウェーデンのDF陣が混乱。そこを立て続けに突き、ドイツが立て続けに2点を奪う。いずれもフィニッシュはルーカス・ポドルスキだった。

さらに、イエローカード2枚でテディ・ルチッチが退場処分。もはや、ドイツの勝利は確実かと思われた。しかし、意外にもこれでスウェーデンが息を吹き返す。開き直りなのだろうか、徐々にリズムを掴み始めた。そして、後半早々にスウェーデンのヘンリク・ラーションがペナルティエリア内で倒されPKの判定。ところが、このPKをヘンリク・ラーションが外してしまう・・・。これで勝負あった。

その後は、ドイツがやりたい放題。強烈なミドルシュートが何本もスウェーデンゴールを強襲した。が、スウェーデンも意地を見せる。GKアンドレアス・イサクションを中心にそれに耐え、ドイツの追加点を許さなかった。

そして、試合終了。結局、ドイツが2-0で勝利を収めた。客観的に観てもドイツの完勝だが、数的不利の相手に加点することが出来なかった点に一抹の不安を感じるのはわたしだけだろうか。一方、スウェーデンは劣勢からしっかりと持ち直しよく闘ったと思う。それだけに、前半の2失点、テディ・ルチッチの退場、後半のヘンリク・ラーションのPK失敗が悔やまれた。
posted by エイブ@管理人 at 02:09| ワールドカップ 2006 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月24日

2試合1行的感想(W杯予選リーグ・6/24)&優勝予想

フランスVSトーゴ
フランスが快勝し、決勝トーナメント行きが決定。良かった〜。ティエリ・アンリ、ついに覚醒か。いいシュートだったァ。トーゴはカネの絡みで揉め事がなければねぇ・・・。

スイスVS韓国
韓国w。腹の底から「ザマミロ&スカッとサワヤカ」の笑いが出てしょうがねーぜッ。2失点目については同情する余地もある?・・・しないけどなw。スイス、GJだ。


さて、今大会もいよいよ決勝トーナメントを迎え、改めてわたしの優勝予想を。やはり、イタリアだ。セリエAでの不正疑獄がむしろチームとしての結束を高めている気がする。今、各国代表の中で最も結果を残さなくてはならない国はイタリアなのだ。勝てッッ!!
posted by エイブ@管理人 at 17:24| ワールドカップ 2006 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

6試合ダイジェスト的感想(W杯予選リーグ・6/22、23)

イタリアVSチェコ
イタリアが完勝。CKからのマルコ・マテラッツィのゴール、そして、オフサイドトラップを掻い潜ったフィリッポ・インザーギのゴールにはそれぞれにいかにもらしさを感じることが出来てメチャクチャ痺れた。くっくっくっ!強い。いける、いけるぞッ!イタリアが優勝だッッ!!チェコはこの敗北がまさかの予選リーグ敗退に繋がってしまった。

ガーナVSアメリカ
互いにミスから失点し、同点で迎えた前半ロスタイム。ガーナが挙げた決勝点は微妙な判定で得たPKを決めたものだった。しかし、ガーナの中盤は何度観ても凄いな。決勝トーナメントで旋風を巻き起こす予感あり。アメリカは強いのか弱いのか最後までイマイチよく分からなかった。

日本VSブラジル
日本が先制した瞬間から同点にされる時まで、夢を見させて貰ったよ。先制すれば少なくとも負けはないと思っていたから。でも、予想は外れた。世界は広いな・・・。結局は日本の惨敗だった。世界に醜態を晒しやがって。これは、ブラジルが強いというよりも日本がブザマ過ぎたのだろうね。結果的にこの4年間は全くの無駄だった。勝ちを得られず。世代交代もまるで出来てない。まさにボロボロ。果たして協会は今後どうしていくつもりなのだろうか。あと、『今一つが足りない選手がいた。』云々言ってんじゃあねえぞ、ジーコ。そのメンバーはアンタが選んだんだろうが。

オーストラリアVSクロアチア
試合は決勝トーナメント行きを賭けた壮絶な潰し合いに。わたしとしてはクロアチアに是非勝って欲しかったのだが、ヒディンクめ・・・やるッ!!うわぁ、これで決勝トーナメントではイタリアとオーストラリアが激突なのかよ。むう。なんだか嫌な感じがするぜ。だが、イタリアは勝つッッ!!

スペインVSサウジアラビア
考えてみれば、既に決勝トーナメント行きを決めているスペインがベストメンバーで臨む筈もなく・・・。スペインはフィニッシュの精度を欠いていた。が、それでも敗れたのはサウジアラビアだった。いい加減書き飽きたけど、アジアレヴェルもうだめぽ。もはや、アジア枠は2でいいと思うよ。

ウクライナVSチュニジア
アンドリー・シェフチェンコが自身で得たPKを冷静に決め、ウクライナが勝利。PKのシーンは微妙な判定だったけどね。ウクライナは初戦の大敗から見事に巻き返し、決勝トーナメント行きを決めた。はっきり言えば、メンタリティが大きく違うんだよね。精神論は大嫌いなのだが、強いチームはやはりハートも強いということは認めざるを得ない。チュニジアはジアード・ジャジリの退場が痛かった。
posted by エイブ@管理人 at 10:25| ワールドカップ 2006 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月23日

3試合ダイジェスト的感想(W杯予選リーグ・6/22)

アンゴラVSイラン
アンゴラがピンポイントクロスからフラビオ・アマドがヘッドで合わせて先制。一方、イランはCKからソフラブ・バクティアリザデがヘッドで合わせて追い付く。その後、双方譲らずにドロー。この結果には複雑な心境だ。アンゴラが勝てなかったのは残念だが、イランが勝ち点を挙げることが出来てホッとしている気持ちもある。

アルゼンチンVSオランダ
既に決勝トーナメント行きを決めている強豪の両チームが激突。まさに死闘だった。結果はスコアレスドローだが、アルゼンチンが終始優位に試合を運んでいたように思う。どうしても強力なオフェンス陣に注目が集まりがちなアルゼンチンだが、ディフェンス陣も今大会屈指なのではないだろうか。オランダのオフェンスを凌ぐアルゼンチンDF陣を観てふと思った。

コートジボワールVSセルビア・モンテネグロ
コートジボワールが0-2から見事な逆転劇を披露。W杯で初勝利を挙げ、その魂を存分に魅せてくれた。一方、セルビア・モンテネグロはまさかの3連敗。奇しくも共に2連敗同士の対決だったが、その敗北の質で既に勝負ありだったのかもしれない。
posted by エイブ@管理人 at 03:05| ワールドカップ 2006 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月22日

1次リーグD組 ポルトガルVSメキシコ

既に決勝トーナメント行きを決めているポルトガルと、この試合の結果次第では予選リーグ敗退も有り得るメキシコの対決。

前半早々に、ポルトガルが先制。いつか来るとは思っていたが、マニシェ・オリヴェイラの強烈ミドル、来たか。相変わらず、気持ちいいゴールを決めてくれる。さらには、シモン・サブローサがPKを沈めて加点し、これで勝負あったかと思われた。と言うか、わたしが勝手に思っていたw。予選リーグ突破を賭けたメキシコの執念はそんなことではヘシ折れない。怒涛の反撃が凄かった。前半半ばにはCKからの混戦でフランシスコ・フォンセカがヘッドで決め1点差まで追い上げる。その後、双チーム共に何度か決定的な場面を迎えるが決め切ることが出来ず。前半終了。

後半からメキシコはナエルソン・ジーニャを投入し、さらに攻勢を増す。だが、相手DFのファールで折角得たPKをオマール・ブラボが外してしまったのだからサッカーは理解らないものだ。挙句、その直後にペナルティエリア内で突破を図って相手DFに倒されたと思われたルイス・エルネスト・ペレスがシミュレーションを取られてしまい、この日2枚目のイエローカードを受け退場に。これは客観的に観ても正直なところ微妙な判定だったと思う。この試合の主審は決して荒れた試合ではないのにカードを乱発していた。ところが、数的不利にも関わらず、その後も攻め続けていたのはメキシコだったのだからサッカーはやはり理解らない。メキシコの積極的なプレイにはポルトガルもちょっと気圧されてしまったようにすら見えた。

結局、試合は2-1でポルトガルが逃げ切って勝利。いやはあ、この試合を闘った両チーム、実に強いねぇ。アンゴラがイランと引き分けた為、メキシコの決勝トーナメント行きが決定。今大会は番狂わせが少なく、順当に強豪が決勝トーナメントの席に座っていく印象だ。
posted by エイブ@管理人 at 20:14| ワールドカップ 2006 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月21日

3試合ダイジェスト的感想(W杯予選リーグ・6/21)

ポーランドVSコスタリカ
サッカーでは、やはりセットプレイが重要です。それをこの試合を観て再認識。ポーランドはようやく予選リーグ初勝利を挙げました。でも、覚醒するのが少し遅かったですね。初戦を落としてしまうとどうしてもプランが狂ってしまいます。一方、コスタリカは予選リーグを全敗で大会終了。しかしながら、ドイツとの開幕戦を含め、いずれの試合でもそのプレイで観客を魅了してくれていたと思います。

イングランドVSスウェーデン
イングランド、ジョー・コールのロングシュートが凄かったです。しかし、終了間際でDFの集中力不足なのか同点弾を被弾し勝ち切れず。スウェーデンが土壇場の粘りを見せてドローに持ち込み、決勝トーナメント行きを決めました。また、この試合でイングランドのマイケル・オーウェンが負傷。右膝十字靱帯損傷の重傷で、残り試合の出場が絶望に・・・。自爆っぽい感じで痛めてしまったのが可哀想でした。本人はメチャクチャ悔しいだろうなぁ。

パラグアイVSトリニダード・トバゴ
パラグアイがついに本領を発揮し予選リーグで初勝利を得ました。この試合のような磐石のゲーム展開を初戦から出来ればあるいは・・・。一方、トリニダード・トバゴがついに力尽きました。だが、今大会でのトリニダード・トバゴ、アナタ達は最高にイカしてたッッ!!わたしはそう思っています。
posted by エイブ@管理人 at 23:02| ワールドカップ 2006 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

4試合ダイジェスト的感想(W杯予選リーグ・6/20、21)

スイスVSトーゴ
アレクサンデル・フレイ、キター!!トランキッロ・バルネッタ、キター!!スイスは組織的な攻撃が鮮やかに炸裂しての快勝。トーゴは2連敗で予選リーグ敗退が決定。・・・と言うか、この試合の結果でフランスの決勝トーナメント行きが本当にヤバくなってきたかも。トーゴのボーナス問題も解決したようだしね。

ウクライナVSサウジアラビア
ウクライナの攻撃陣が爆発!!ついに、アンドリー・シェフチェンコ、キター!!スペイン戦の悪夢を振り払うかのような完勝が圧巻だった。流石にもう言い飽きてきたのだけど、所詮アジアレヴェルではなにをやっても通用しない・・・んだろうね。果たして、スペインVSサウジアラビアは一体どうなってしまうのか。

スペインVSチュニジア
スペインは、途中出場のラウール・ゴンザレスがきっちり結果を残して1ゴール。フェルナンド・トーレスも2ゴールを挙げた。スペイン、勝負強さも兼ね備えているとは怖いなぁ。チュニジアは先制したが、惜しくも逆転負けを喫した。W杯では勝ちが遠いチュニジア・・・。

ドイツVSエクアドル
ドイツは前半早々に左右の揺さぶりからミロスラフ・クローゼが叩き込み先制。さらには前半終了間際、ミヒャエル・バラックのパスから飛び出したミロスラフ・クローゼが相手DF、GKに競り勝って加点。そして、後半、素早いカウンターからルーカス・ポドルスキが鮮やかに決めて駄目押し。ドイツ強し。予選リーグ3連勝はお見事。一方、予選突破を決めている所為か露骨に出場メンバーを落としてきたエクアドルだったが、敗北の憂き目に。
posted by エイブ@管理人 at 08:32| ワールドカップ 2006 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月19日

2試合1行感想(W杯予選リーグ・6/19)

ブラジルVSオーストラリア
以前の記事で、『日本に付け入るチャンス云々』とか書いちゃったけど、すみません。ノーチャンスだw。ブラジル強いよブラジル。

フランスVS韓国
フランス、なにやってんじゃッッ!!(激昂)このままでは予選リーグ敗退もありえる・・・。ティエリ・アンリよ、頼む!!
posted by エイブ@管理人 at 16:02| ワールドカップ 2006 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

1次リーグF組 日本VSクロアチア

この試合、お互いに決定機をモノに出来ず、スコアレスドロー。とは言え、日本は負けてもおかしくなかった。日本のFWの不出来が声高に叫ばれる今日この頃であるが、それ以前の問題ではないだろうか。クロアチアと日本ではディシプリンやプレイ精度、フィジカルの違いが明白。決定機の数はPKも含めクロアチアの方が遥かに多かったし、もし先制されていたらボコボコにやられていた気がする。

こんな試合を目の当たりにしたら流石に覚めてしまったんじゃあないかな、クソマスコミに乗せられていた人達も。わたしの知人でも、怒りを通り越して呆れる人が続出しているもんなぁ。日本のサッカーのレヴェルがこの程度だと思われるのはシャクなのだが、結果が出ない以上は言われても仕方がない。クソマスコミはそろそろ落とし所を思案している最中かもね・・・。『日本、頑張った!』とかなんとか。

日本の決勝トーナメント行きは非常に厳しくなった。可能性がある内は諦めないというけれど、次の相手はブラジル。客観的に考えて、勝てるかw?ブラジルはサブのメンバーを中心に臨んでくる可能性が高いが、それでも規格外の強さを誇る。もっとも、サッカーに絶対はなく、なにが起こるかは分からない。どんな試合でも付け入るチャンスというのは必ずあるもの。問題はそれをモノに出来るかどうかなのだ。

日本VSブラジルの予想は、日本の辛勝か、惨敗。先制した方が勝つ。・・・以上!!
posted by エイブ@管理人 at 00:52| ワールドカップ 2006 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする